人材採用や教育支援でさまざまな経験
わたしは大学卒業後に、求人広告で業界3番手だったディスコ(現キャリタス)に入社しました。業界で圧倒的1位や2位の会社様は名前だけで売れますが、当時はそこまで知名度がなかったので、「どうすればお客様のためになるのか」を本気で考えながら営業している方々が多い会社でした。
入社2年目に社内の新規契約獲得数で全国1位になったこともあり、次のキャリア形成を考えて転職をしました。外資系人材紹介会社で製造業専門の転職エージェントを経験した後、ジェイックという若手(20代~30代)向けの教育研修会社に移りました。そこでは研修の登壇や、営業統括責任者となり、営業メンバーの部下育成を行うポジションに就いて経験を積みました。
その後、独立を決意。そのタイミングで10年以上お付き合いのあった方からお声がけをいただき、福島県郡山市でオーキューブという人材派遣会社の立ち上げに関わりました。

長野県塩尻市へ移住。そして南信へ。
福島県での会社設立のサポートも1年ほどである程度の形ができたので、いよいよ自分の会社を作りたいと考えました。元々首都圏での生活が合わなかったことから、東京に戻ろうという気にはなれず、どこがいいか考えてたどり着いた場所が塩尻でした。
縁もゆかりもない中で、周囲のさまざまな方のご支援をいただきながら2023年2月にKAWARUKAを立ち上げることができました。
まずはテレアポする人を雇って、アポが取れたらぼくが面接に行くという形で、北は長野市や野沢温泉村、東は軽井沢町、南は阿智村まで、長野県全域を約4万キロ、地球1周分の距離を走り回りました。(笑)
初めて飯田市に来たときは、松川町あたりで雰囲気が変わり、名古屋の空気を感じました。「こんなところまで来て、果たして仕事があるだろうか・・・」とくじけそうになりましたが、直後に一発目の契約をいただき、その後も立て続けにお客様ができたので「もしかしたらここは自分と相性がいいのかもしれない」と思いました。
結果として見えてきたのは、塩尻から諏訪、そして伊那谷にかけてのエリアがKAWARUKAにとってのホットゾーンらしいということ。そこで、ゾーンの真ん中にある駒ヶ根市にも拠点を持たせていただくことになりました。
地域への感謝と貢献を追求
南信の人たちは、KAWARUKAのようなよそ者でも、サービスが良ければ先入観なく利用してくれる。だから私も人材採用・教育研修の面ではできることを全力でやりたいと強く思っています。
起業して3年目。今は、塩尻・諏訪・伊那・飯田の人たちのことをもっと知りたいと思い、これからもこの地域に貢献していきたいと思っています。
「勝負」の意欲がある企業を複合的に支援
地域を元気にするには、地元で消費を増やさなければならない。そのためには企業が生産性を上げて企業価値を高め、収益を従業員に分配する必要があります。そういう勝負を本気でやりたいという企業があれば、私も全力でサポートしたいと思っています。
KAWARUKAの仕事は人材の採用が完了したら終わり、というものではありません。教育研修や人事組織コンサル、企業PRなど複合的なサービスを提供できるのが強みです。

求める仲間は、人の笑顔が好きな人。地域を愛している人。
現在、KAWARUKAは社員を募集しています。条件として、明るく素直であれば経験は問いません。現状に甘えることなく、自信が成長していきたい、そしてお客様の喜ぶ姿を見たい。何より、地域に貢献したいと思っている人と一緒に働きたいですね。
人材業界と一口に言っても、人材紹介、人材派遣、求人広告など幅広く、ある意味なんでもできる業界です。経験を積んでいくとそれらを組み合わせていく楽しさが見えてくると思います。また地域経済への貢献も意識をしているので、売上があった際のインセンティブは、この業界としては考えられないほど手厚く設定しています。
常に挑戦、変化を続ける会社として
我が社はHR(ヒューマンリソース)以外にも、いずれはいろんなことに挑戦していきたいと思っています。この南信地域に住まわせてもらって感謝しかないので、恩返しを続けていきたい。それを実現するためにも、自分たち(弊社)が時代に沿ったサービス(価値)提供をし続けなければなりません。それこそが、社名である「KAWARUKA」=「今こそ、変わるか」という想いなのです。