
長谷川 純也さん
プロフィール:横浜市出身。明治学院大学法学部で主に国際司法を学ぶ。2023年4月に新卒でタイグロンパートナーズへ入社。金融業界担当のリサーチャーを経て、2024年7月からコンサルタントとしてアセットマネジメント・生命保険業界を中心に担当。
Q.なぜ人材紹介業界に入ったのですか?
誰かの”分岐点”になりたくて
就職活動にあたって自分の人生をふりかえったとき、塾や中学校の先生の存在が大きな分岐点になったと気づいたんです。自分もそんな風に誰かに影響を与える職業に就きたいと、最初は教育業界への就職を考えていました。
教育業は一般的に大学卒業までの20数年で一区切りつきますが、人材紹介業はその先の約40年をサポートできます。自分の介在価値を長く発揮できるのがこの世界だと感じました。
Q.タイグロンパートナーズを選んだ理由は?
一流の先輩たちから学び、成長したい
就職説明会で社長の野尻さんがじきじきに説明されていたのが珍しくて、興味を持ちました。先輩たちは東京大学法学部とか、外国の大学を出て外国語をバリバリ喋ることができるような人たちばかりだったので、そんな中で自分がパフォーマンスを発揮できるか不安もありましたが、そういった優秀な人たちとすぐに一緒に働けるのはいい経験になると思い、入社を決めました。
また、若いうちから自分の裁量でいろいろとやらせてもらえることも魅力に感じていましたね。

Q.現在はどんな仕事をしていますか?
候補者と企業をつなぐコンサルタント
我が社は本来、入社して2年間はリサーチャーとして、コンサルタントのアシスタント的な立場で仕事を覚えていくのですが、私がついたコンサルタントが退職してしまったこともあり、通常より早くコンサルタントに抜擢してもらえました。
リサーチャーは候補者をソーシングしていく仕事。キャリアサイトに登録している方に「こんな求人があるのですが」と声をかけて、まずは面談まで持っていくというのが主な役割です。
そこから先がコンサルタントの業務で、応募意志を取ったり、選考に残れば書類のチェックをしたり、面接のサポートをしたり。どうすればその方の人生により貢献ができるのか、採用企業のニーズを満たせるかなどを考えながらサポートしています。
Q.タイグロンパートナーズはハイクラス転職に特化していますよね。
一流の経験を持った方々と接することにプレッシャーはありませんか?
若さを武器に知識を吸収、成果を自信に
もちろんありますが、そういう経験が積みたいからこそ当社に入社しました。成功経験を少しずつ積み上げて自信につなげながら仕事をしているところです。
入社当初はアセットマネジメントなどの業界知識は皆無でしたが、最初に私がついたマネージャーから教えていただき、1年間のキャッチアップで知識を身につけることができました。また、普段からこの分野の時事的な話題は積極的に情報を取り入れて、お客さんと話ができるようにしています。
候補者から教わることも多いです。「私もまだ知識が浅いのでいろいろ教えて下さい」と言えるのは若いうちの武器だと思います。一方で、候補者さんからは見えない企業の情報などは私から提供できるので、Win-Winの関係を作ることができますね。
Q.この仕事のやりがいはどんなところですか?
「みんなハッピー」が魅力&ポリシー
私が成果を上げることで、採用企業は人材不足を満たすことができるし、転職する人もキャリアのプラスになる。もちろんうちの会社も利益になる。みんながハッピーになれるのがこの仕事の素晴らしさだと思います。
だから逆に、例えば候補者に提供する情報を制限して無理に成約を勝ち取るなんてことは、できたとしてもしたくない。候補者と企業、双方の意向に沿った誠実なサポートをすることは、基本的なポリシーとして大切にしています。
採用が確定した企業様や候補者様から直接感謝の言葉をいただけるのも、すごくやりがいに繋がりますね。

Q.タイグロンパートナーズはどんな会社だと感じますか?
自由度の高さ、若いうちから経験を積める
自由な社風で、リサーチャー時代から「自分はこうしたいと思います」「こうしたらどうですか」と自分から提案していましたし、コンサルタントになれば自分で領域を選んでどうやっていくか、どんなクライアントに注力するかはすべて自分に任せてもらっています。自由度は大きな特徴ですね。逆に責任も発生しますが、大手ではなかなか積めない経験を、若いうちから得ることができるのがいいところです。
Q.KAWARUKAの研修を受けた感想は?
「あたりまえ」の大切さ、コミュニケーションの大切さ
私は去年、入社二年目で竹下さんの研修を受けたのですが、社会人としてあたりまえの行動や考え方はどんなものかをきちんと教わったのはそれが初めてだったんです。何が「あたりまえ」なのか、それがどれくらい重要なのか。自分のスタンスの足場を固めるためにはとてもいい経験になりました。
また、社内コミュニケーションとしてもいい時間が取れたと思います。うちの仕事は横のつながりが薄くてもどうにかなってしまう側面があるのですが、他のチームの人たちが普段からどんな気持ちで仕事をしているのか、お互いに知ることができました。いま、そうしたチームの連携を意識する体系に変わりつつあるところです。
Q.研修で学んだことで、一番心に残っていることは?
「自主性」から「主体性」へのランクアップ
竹下さんは「主体性」を持つことの大切さを教えてくれました。「自主性」、つまり言われたことをやることはそれまでできていたけれど、自分から考えてアクションを起こして仕事を作り出す意識が足りなかったと思います。それができるようになったのは大きな変化でした。
竹下さんからは、「主体性を持つには自分のことで手一杯になってちゃだめ。君はもっと幅を広げて、後輩や同期に対してどんなアクションができるのか、先輩とどんなコミュニケーションを取れるのかを積極的に考えたほうがいい」とアドバイスをもらいました。
研修では毎晩、竹下さんにメールで日報を提出するんですが、竹下さんは研修生一人ひとりに落とし込んだ返事を書いてくれました。そこで自分が足りてない部分にフォーカスした客観的なアドバイスをくれるので、たくさん気付かされることがありました。

Q.竹下さんの印象はどうでしたか?
一人ひとりに向き合ってくれる温かさ
第一印象はめちゃめちゃ厳しい人。人によっては「なんでこんなことを言うんだろう」と感じることもあるかもしれませんが、それは竹下さんが研修官としての役割を全うしようとしているから。研修を受けているうちにその言葉の理由や背景が見えてくるんです。
とくに、日報のやりとりなどからは自分のことをしっかり見てくれていると実感できました。人間って、誰かから目をかけてもらうことは非常にうれしいことですし、根元にはすごく優しいところがある人だなと感じました。
そうした研修を社会人になって早い時期に受けることができたのは、仕事面に限らず私の人生にとって大きな財産になったと思います。
Q.最後に抱負をお願いいたします。
まずは自分が魅力的な人材に
当ビジネスは、「人」が商材となっています。普段であれば、私が候補者や企業の魅力ポイントを理解しそれを伝えていく仕事ですが、それを伝える人こそが魅力的でなければ、たとえ同じ情報であっても受け取り方のイメージは大きく異なってくると思います。「人として信頼したいと思える長谷川さんだからこそ、自身の人生を預けてもいいかな」と多くの方に思って頂けるよう、日々努力を重ねたいと思っています。
仕事だけにとどまらず、自分の人生の中で今までも一番大事にしていることですし、これからも変わらず大事にしたいと思っています。