自分に向いている職業の見つけ方は？

Question

自分に向いている職業の見つけ方は？

Accepted Answer

向いてる職業を見つける方法には、『タイプ別性格診断』『自己分析』『他己分析』『キャリアカウンセリングを受ける』の他、自分の性格特性・客観的かつ統計的データに基づいて向いてる職業が何かのアイデアを提示してくれる『適職診断』などのやり方があります。

ただし、向いてる職業の診断を適職診断ツールで行う方法は利便性という面では良いのですが、職務経歴（キャリア）、スキル、特技、得意な環境や苦手な環境、人間関係といった個々人が外的影響により形成された『いまの自分』までを正確に分析することは困難です。

それを理解した上で、タイプ別性格診断には『MBTI・16性格タイプ』『エゴグラム』『エニアグラム』など世界的に実績がある診断ツール（アルゴリズムとデータ）があり、性格特性とそれに合う他者など環境面の性質を比較的正確に教えてくれますので、自分に合う職業や職場をイメージすることに役立ちます。

一方、適職診断ツールは、基本的には性格タイプ診断がベースとなり、過去に収集した他人のデータ群と照らし合わせ、あなたに向いてる職業を提案してくれる点では、性格特性や環境に限らず、どのような職種が向いているかまでを提案してくれるのが便利な点です。

私たち人間には、考えたり、表情・身振り手振り・言語などによる表現ができます。また、その表現には、自分を取り巻く環境や見聞きした情報（主に人間関係や映像など）により受けた影響が現れやすいので、性格タイプや向いてる職業の診断だけでは転職活動の方向性の一部を定める参考程度にしかなりません。

その上で、転職エージェント（人材紹介会社のキャリアアドバイザー）などに所属して、日夜、求職者を様々な業界・職種の企業に推薦しているプロのキャリアカウンセリングを受けることで、より「いまの自分に向いてる職業」のイメージを明確化しやすくなります。

向いてる職業というのは、必ずしも、自分が望む仕事内容とはなる訳ではないので、診断やカウンセリングを受けている間に『こんな職業が自分に合うの？意外！』という場面があることを想定しておくと良いでしょう。

職業の種類、年収や待遇などから仕事探しをすると、後々になって「自分がやりたいことではなかった…」「こんな仕事なら辞めたい…」という経験をしてしまう可能性がありますので、転職活動をするなら、ここまで説明したように「向いてる職業を見つける方法」を試してみることをお勧めします。

自分に向いてる職業の見つけ方は？